世界のトップスターBTSですが、「ビルボードで不正を行っていたのではないか」という噂があるようなんです。
なんでも「BTSがビルボードで1位を獲り続けていたのは、韓国によるランキングの操作があったから」だというのです。
これは穏やかではありませんね。
今回は、「BTSがビルボードで1位のカラクリは、韓国によるランキング操作があったから」というのは本当なのか、調べてみたいと思います。
BTSビルボード1位のカラクリって?
2021年、BTSの楽曲「Butter」は、米ビルボードのHOT100で10週連続1位をキープしたことで話題となりました。
Butter 14週連続Billboard Hot100 チャートイン🥳💜
Dynamiteの連続記録を塗り替えたウリバンタン、凄い✨#버터_빌보드핫백14주차#ButterNo7onHot100#외랑둥이수고는우리가알아 #반랑둥이수고도우리가알아 #BTS_Butter #BTS #BTSARMY pic.twitter.com/mkAj43v50s
— ちー🐹 🏝では釣り名人🎣(SLOW) (@seokjinnie_0613) August 30, 2021
しかし、この「ビルボード1位」自体が、なんと韓国による「ランキングの不正操作」だったのではないかという疑惑があるようなんです。
不正操作ってそんなに簡単にできてしまうものなのでしょうか。
米ビルボードのランキング集計方法について、どんなカラクリになっているのか詳しく見ていきましょう。
ビルボードのランキングってどうなってるの?
「ビルボードHOT100」というのは、「シングルチャート(ランキング)」のことで、アルバムチャートとは違って、1つの楽曲に対するランキングです。
アルバムチャートのほうは「ビルボード200」という名称になっています。
ビルボードのランキング集計方法は、元々どのように集計されていたかというと、
- セールス(CD売上、ダウンロード購入)
- エアプレイ(ラジオなどのオンエア回数)
- ストリーミング再生回数
などをそれぞれポイント化して、合計点数の高い方から順位を付けていたんですね。
特にビルボードで重要視されているのはラジオなどでのオンエア回数だそうで、エアプレイの比重は大きくなっているのだとか。
これだけを見れば、公平にランキングを決めているようにも思えます。
しかし、もうずいぶん前から「KPOPアーティストはランキングの不正操作をしてビルボードの順位を上げている」と言われ続けてきました。
BTSビルボード1位は韓国によるランキング操作って何?
いったい何が韓国によるランキング操作だと言われていたのでしょうか。
BTSは、ビルボード1位獲得について、かなり前から不正なランキング操作を疑われてきました。
防弾少年団(BTS)がビルボードで1位獲得 ファンによるチャート不正操作か|ニフティニュース https://t.co/Rr00phxKfX
なんで韓国の人ってなんでもかんでも不正をまずするんだろう?
プライドのかけらもないよね。そしてこんな人たちが好きなファンはなぜか高須さんに殺害予告してるし。— 頭痛の人 (@zutsunohito) November 9, 2018
これは2018年のツイートですから、少なくとも4年以上前からそのように言われていたということが分かります。
その試算は信用できるのですか。韓国は訪韓観光客数を水増しして宣伝してるという話を耳にしたことがあります。BTSのビルボード 1位も不正があったとか。
裏を取った方がいいと思います。— ケンタロウ (@kenta02061816) January 4, 2019
熱狂的なファンが、「自分の推しのランキング順を上げたくてCDを何枚も買った」なんてことは、日本でもよくありましたけどね。
金を配って大量に買わせて強引に米billboard hot 100 で1位に返り咲き
VANKを中心とした人たちが宣伝してるね
組織的なチャート操作工作の影響なのは事実です
反日活動にも利用されてるし、情弱が騙されると困るから、BTSをあらゆるチャートから除外してほしい#outbts#outarmy
— うさちゃん 🐰 (@usachan_3) September 8, 2021
なんでも、韓国での熱狂的なファンの人たちは組織化しており、有料アカウントを複数(複数どころか1000以上と言われています)持って再生回数を増やしまくってるだとか、お金を配ってでもデジタル音源を購入しまくっているのではないかというのです。
ちょっとやそっとではなく、「かなり」というのが問題視されたんですね。
事実、米ビルボード誌自身が、「我々のランキングはBTSのファンによって操作されている」とまで告白しています。
『米ビルボード誌が「我々の音楽ランキングはBTSのファンによって操作されている」と白状してしまう』楽韓Web|https://t.co/w8l8zD79Ql
— 楽韓Web (@rakukan_vortex) August 29, 2021
これは大変なことですよね。
純粋に音楽に向き合っている他のアーティストたちにも失礼ですし、また、純粋な音楽ファンに対しても失礼な話です。
しかし、このようなランキングの不正操作問題について聞かれたBTSのリーダーRMは、以下のように反論しています。
リーダーRMは「仮にビルボード社内で議論になったならば、ルールを変更してストリーミング数に比重を置くのもビルボード次第だ」と主張した。
引用元:https://news.goo.ne.jp/article/wowkorea/entertainment/wowkorea-20210827wow025.html
それを受けて(というわけではないと思いますが)、米ビルボードは不正対策として、「ランキングの集計方法のルールを変更」したのです。
では、どこがどう変更になったのでしょうか。
ビルボードのランキング集計の変更点とは?
ビルボードは、以下のようにランキングの集計方法を変更しました。
ビルボードは、11日(現地時間)から音源の重複購買(ダウンロード)を集計から除くよう規定を変え、1週間にダウンロードは1回だけを認めることにした。
これまではデジタル音源を購入する場合、1人(1アカウント)あたり週4回まで集計された。規定変更により、1週間あたり1回のみカウントされることになる。
引用元:http://japan.hani.co.kr/arti/culture/42393.html
今までデジタル音源の購入が1アカウントにつき週4回までカウントされていたのが、週1回のみに減らされました。
もしも本当に不正にデジタル音源を購入しまくっていたとすれば、かなりのダメージに違いありません。
4分の1ですからね。
このルール変更により、「BTSのビルボードのチャートインは難しくなるのではないか」という懸念が上がっていました。
しかし、「ダメージを受けるのはなにもBTSだけではなく、全アーティストが公平に受けるのだからランキングに影響はないだろう」という意見も多数見られていました。
そして新ルールになってからのBTSの新曲「Yet to Come」はというと…
21年 BTS「BUTTER」
ビルボード100で10週連続1位
↓
BTS、不正操作疑惑に反論。
ビルボードはチャート集計ルールを変更
↓
22年 BTS「Yet to Come」
ビルボード100で初週13位、
2週目68位、「3週目圏外」https://t.co/bbTDDi2PNX不正とか平気だからねアノ国。
— 丘田 英徳 (@okada_2019) July 14, 2022
初週13位、2週目68位、そして3週目でまさかの圏外。
これでは不正を疑われてしまっても仕方ないのではないかと心配になってしまいます。
韓国アイドルBTS、ビルボードがファンの不正対策した途端に10週連続1位から68位に転落した話すごく腑に落ちましたわ
以前、Netflixで大人気かと思われたイカゲームも集計方法を変えたら一瞬で転落しまして、同じムーブでコリアンエンタメの凋落があるんじゃないかとおぼろげに思いましたので( ᵕᴗᵕ )— やすみお嬢さま (@yasumi_yashiro) July 13, 2022
あれだけ何週間も連続1位を獲得するほどの人気だったBTSの新曲が、初週ですら13位。
あんなにカムバックを期待されて、満を持して出した楽曲なのに。
なるほど
BTSはビルボードでの不正がバレてランキング圏外になったから活動休止したのか— 🌷🐥🐥🐥a🐥🐥🐥🌷 (@yumehome) July 11, 2022
ビルボードでの不正操作がバレたせいで活動休止するのではないかとまで言われる始末です。
これには正直がっかりです。
調べてみると、ツイッター上でも「BTSをビルボード1位に押し上げるためにご協力ください」というようなアカウントはたくさんあるようです。
これこそがビルボードのランキング1位になるカラクリだったんですね。
BTSのビルボードに関する海外の反応
BTSのビルボードのランキングについて、海外ではどのような反応なのでしょうか。
New post: BTSファンは“フェイクプレイ”でBillboardチャートを操作してる 【海外の反応】 https://t.co/KUs5cX2XO8
— BABYMETALIZE🇺🇦🇯🇵 (@babymetalize) October 16, 2018
海外では、複数アカウントで再生回数を稼ぎまくっていたことを「フェイクプレイ」だと揶揄されていました。
配られた有料アカウントで、各地の人が別デバイスから再生しまくるというのは、よく考えたなあと感心してしまいます。
New post: BillboardのBTSインタビュー:BTSファンはBillboardチャートを操作してる 【海外の反応】 https://t.co/renBGcp6Wr
— BABYMETALIZE🇺🇦🇯🇵 (@babymetalize) August 28, 2021
beepboopbrrr
アーティストやレーベルは、チャートの上位に行くために色んな戦術を使ってきたわ。
ならどうしてBTSはこの戦術を使うべきじゃないっていうの?
引用元:https://babymetalize.com/archives/40521
「過去のアーティストたちだって、上位を獲るためにさまざまな戦術を使ってきたのに、なぜBTSだけが戦術を使ってはいけないのか」という意見もあります。
beepboopbrrr
Butterは完全に自然なものじゃないってことに同意するわ。
でもBwl以降の曲は自然なものじゃなかったってのには反対ね。
それに、Kpopは大量購入/大量ストリーミング文化を持つファンダムだから、完全に自然なKpopの曲なんて殆どないわ。
だからって、Kpopの曲やアーティストは、チャートに値しないってことになるの?
引用元:https://babymetalize.com/archives/40521
BTSの「Butter」のランキングは自然なものではないことに同意しています。
しかし、「KPOPというのはそもそもが大量購入、大量ストリーミング文化を持つファンダムで、だからといってKPOPがランキングに値しないかというとそうではない」という意見です。
あの不正とも取れる大量購入、大量ストリーミング自体がKPOP文化であるというのですね!
目から鱗です。
そう考えればランキングに上位で食い込んだことも不正操作ではなく、文化だということなんですね。
まとめ
今回は、「BTSビルボード1位のカラクリって?韓国によるランキング操作って何?」について調べてきました。
その結果、BTSのビルボード1位のカラクリは、韓国によるランキング操作だと言われていましたが、どうやら不正という認識ではなく「文化」という認識なのかもしれない、ということが分かりました。
他のアーティストのファンや音楽ファンの人たちが不満を持つもの当然だと思いますし、BTSファンの皆さんが「どうにかしてBTSに1位を獲らせてあげたい」という気持ちも分かります。
ビルボードの集計ルールの抜け穴のようなところを突いているとは言え、一応はルールに則っている形での1位獲得ですから、不正か否かと言われると難しい問題ですね。