令和を代表するジャニーズといえば、スノスト(SnowManとSixTONES)や、なにわ男子ですが、「同時デビュー」ということもあり、スノストは何かと比較されがちですよね。
ファンの間でジュニア時代は、SixTONES人気のほうが高かったのに、今ではSnowManに逆転されている!などの声もあるようです。
ジュニア時代からのファン層の変化、メディア露出の違い、そして両グループの活動方針の違いが人気逆転の背後にある要因とする声もあります。
そこで今回は、「スノストの人気逆転はなぜ?同時デビュー炎上が影響している?」をテーマに、調べてみたいと思います。
- スノストの人気の変遷
- スノストの人気逆転の具体的な要因
- スノストの両グループの活動とメディア露出
- ファン層の違いとその影響
スノストの人気が逆転したのはなぜ?
まずは、スノストの人気についてみていきましょう。
スノストどちらも応援しているという人も多いように感じているのですが、実際のところ人気に差はあるのでしょうか?
早速調べてみました。
スノストのファンクラブ会員数は?
現在の(2023年8月上旬)スノストファンクラブ会員数を見てみました。
SnowMan | 1,20,000 |
SixTONES | 730,000 |
ファンクラブ会員数だけで見ると、SnowManのほうが上回っていますね。
ファンクラブ発足日が2019年11月になりますので、スノストは約4年でここまで会員数を伸ばしているというわけです!
ジャニーズのファンクラブは、コンサートの当選率を上げるため、1人で複数名義を持っているという人も多いため、会員数だけで人気を比較するには不十分かもしれませんね。
ジュニア時代はストーンズ(SixTONES)の方がSnowManより人気があった?
この並びは嬉しいだろうなあ⛄️💎#スノスト #SnowMan #SixTONES pic.twitter.com/LtpmxQG5s5
— 赤子 (@kinta_kinta_a) June 29, 2022
ジュニア時代の人気は、圧倒的にSixTONESが高かったと言われています。
- YouTubeのジャニーズJr.チャンネルで、SnowManが水曜日、SixTONESが金曜日を担当していたが、SixTONESが圧倒的人気を誇り「YouTubeアーティストプロモキャンペーン」に、日本人アーティストで初抜擢される。
- ジュニアではあったが、オリジナル衣装のクオリティーや質が高かった。
- SixTONESはグループで先輩のバックにつくことがなく(特にジェシーくん)、ジャニーズJr.の中でも特別感があった。
また、デビュー当初のファンクラブ会員数もまとめてみました。
SnowMan | 約24,000 |
SixTONES | 約35,000 |
このように、ジュニア時代はSixTONES人気のほうが高かったことが分かりましたね。
スノスト人気逆転の理由を考える
では、なぜスノスト人気逆転と言われているのか、ファンから多く言われていることを中心にまとめながら、ジャニーズファン歴15年目となった私が個人的に思う人気逆転の理由を考えてみたいと思います。
スノスト
オリコン上半期
アルバム部門:SixTONES『CITY』
❤️💖🖤💚💙💛シングル部門:SnowMan
『ブラザビート』
💛💜🤍💙💚🖤❤️💖
ストスノ両方ともは最高#スノスト
#すのすと
#SnowMan
#SixTONES
#オリコン上半期
#おめでとう pic.twitter.com/lE6NfHsTzH— 💙なべろー🐶 (@1105_Nabesho) June 28, 2022
- 新メンバー加入により、SnowManのグループ力が増した。
- SnowManは、バラエティー番組やワイドショーなど、ジャニーズファン以外も知るきっかけとなる番組に多く出ている。
- SnowManはメンバーそれぞれ個性が強く(岩本照くん=筋肉・佐久間大介くん=アニメ・阿部亮平くん=クイズなど)そのジャンルに詳しい人からの知名度も高い。
- SnowManの音楽やパフォーマンスが世間で人気のK-POPに近く流行に一致した。
このような理由から、スノスト人気逆転と言われるきっかけになったのかなと考えました。
佐久間大介くんのアニメ好きがきっかけでSnowManを知ったという、アニメオタク界隈からは「佐久間ニキ」と呼ばれ、支持されているのも印象的ですよね!(笑)
佐久間ニキで検索すると、アニオタ勢から絶大な信頼されてる…嬉しい😂😂#佐久間大介 pic.twitter.com/QTQebZF6zV
— とろとろ (@UiCE3IbxCuLBP9X) April 29, 2022
また、岩本照くんがSASUKEに出たり、渡辺翔太くんがガチ美容を語るなど、ジャニーズで前例が少ない部分を個性としたアピールで、ジャニーズファン以外の人にも覚えてもらえたり、ファンを獲得できているのだと思います。
さらに、SnowManがジャニーズJr.時代から強みとしていたダンスパフォーマンスを流行のK-POP寄りにしたことで、注目度が高まったのも多くのファンを集めた要因の一つだと思います。
ジャニーさんに「SnowManはデビューしても売れない」と言われていたこともあったようなので、メンバーの「SnowManで絶対売れてやる」という気持ちも強かったのもあるかもしれませんね。
それぞれの個性を生かした活動も目にする機会が多いように感じます。
スノスト同時デビュー時の炎上が関係している?
ご存じの通り、SixTONESとSnowManは同時デビューしましたが、デビューが決まった当時、大炎上していました。
炎上の理由は下記です。
デビュー発表の仕方
スノスト2組のデビュー発表は東京ドームのジャニーズJr.公演で行われました。
ジャニーズJr.公演なので、他のユニットももちろん多く出ていたのですが、デビューの事実はスノスト以外のジャニーズJr.には知らされておらず、発表時に号泣してしまったジュニアもいました。
見ているファンとしてもめでたい気持ち半面、デビューできず号泣してしまったメンバーの姿に心を痛め、素直に喜べない、あまりに酷いのではないか、と炎上しました。
デビュー時期を急遽合わせられた?という疑惑
デビュー発表された東京ドーム公演より前、2019年の5月1日に、SixTONESはデビュー発表をするという噂が広まっていました。
2015年5月1日、SixTONESメンバーで行われたジャニーズ銀座公演で、正式にグループ結成となったことが発表されました。
その結成日である5月1日に、SixTONESの単独コンサートにてデビュー発表を行うという噂があったのです。
当日はアイランドTVで「重大発表」としてライブの生放送があり、モンストのCMが決まったという告知がされたのですが、視聴していたファンは「重大発表ってそれ?」と拍子抜けし、さらにメンバーたちの表情が悲しそうで「何かあったの?」と心配するファンも多くいました。
そして同年の8月8日にスノストの合同デビューが決まったため、デビュー時期を無理やり合わせられたのでは?という疑惑が沸いたということです。
もちろん真偽は明らかにされておらず、噂にしかすぎませんが、不自然な流れだったようにも感じられますね。
ただ、この声はSixTONEファンの目線での話であり、SnowManファンからはSnowManを悪者にされたように感じる人も多く、ファン同士の意見の対立が見られることもありました。
これらの炎上で、スノストのファンの人気が逆転したとは考えにくいと思います。
確かに合同デビューということで、ファン同士の対立が起きることもありましたが、デビュー時もその後も、SixTONESとSnowManのメンバー同士がとても仲良く接していることを見ても、一時の炎上だったといえます。
スノストの人気逆転はSixTONESの人気が落ちたから?
では、ジュニア時代圧倒的人気を誇っていたSixTONESですが、デビュー後人気が落ちてしまったということなのでしょうか?
ライブや舞台があれば、ファンクラブに入っていても全滅なんてこともよくある話ですが、SixTONESも例外ではありませんよね。
SixTONESの強みや魅力も考えながら調べていきましょう。
SixTONES人気が落ちた?SixTONESの魅力を知りたい
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結論から言うと、SixTONESの人気が落ちたということではありません!
SnowManとはグループとして勝負の仕方が違っているのだと個人的には思っています。
では、SixTONESの強み・魅力って一体何?という部分を挙げてみましょう。
SixTONESの強み・魅力
自分たちの音楽に対するこだわり
ジャニーズとして初となる「THE FIRST TAKE」に出演したことが話題となりましたよね。
ジェシーくん・京本大我くんを中心に、とにかく安定した歌声がコメント欄ではファン以外からも絶賛されていました。
アイドルは、音楽番組に出演する際、口パクだと言われがちですが、SixTONESは例外です。
SixTONESって打ったら口パクって出てきては?とか思って見てみたらみんな「SixTONES口パクじゃないわすげぇ」って言っててなんか嬉しくなった
そうなんですSixTONESって生歌上手すぎるんです🥺🥺#Mステ #SixTONES
— sakura (@hokkun_215) June 10, 2022
うますぎて口パクだと言われてしまうこともあるようですが、FIRST TAKEを見ても分かるように生歌のレベルが高すぎるのです!
また、SixTONESの楽曲は、先輩・後輩からの人気も高く、SixTONESに憧れているというジュニアも多いように思います。
個性豊かなメンバー
「SixTONESは特にアイドル」
?????????????#SixTONESANN pic.twitter.com/TlGhMPBlpU— ひなの (@sixyg6) July 9, 2022
ジャニーズとは思えないギリギリトークや、他のジャニーズグループならその発言炎上するんじゃ!?というような話もしてしまうのがSixTONES(笑)
冒頭すぐ
下ネタいっちゃうSixTONES💦
今回3回おかわりしてます🤣🤣🤣#SixTONES#SixTONESANN— パンダパンダ (@panda1_22) October 21, 2021
SixTONESは、YouTubeやインスタグラムで生配信をなかなかやらせてもらえない!と話していますが、スタッフさん達が放送事故を心配するアイドルって面白いですよね(笑)
メンバーそれぞれ個性が強く、バラエティー力・トーク力も高いので、最近では色々な番組で活躍している姿をよく見ます。
ギャップ
SixTONES大きくなったね………(泣)(泣)(泣) pic.twitter.com/ll2QlPFz2K
— 萌 (@hk____6l8) July 2, 2022
おふざけも全力なSixTONESですが、1番の魅力と言えば、ギャップかもしれませんね。
SixTONESの魅力はライブに詰まっていると個人的には思っています。
曲がいいのはもちろんなのですが、MVでは伝わらないものがライブにはあります。
バラードをしっとりと歌い上げたかと思うと、Sexyなクラブ調のノリで会場をぶち上げ、かと思うと「Mr.ズドン」のような面白い曲を全力で楽しむSixTONEなど、彼らの魅力を全部出しできるのはライブしかありません。
チームワーク
SixTONEは個人での活躍はもちろんですが、6人でいることの意味をしっかり理解していて、仲間を大切に思う気持ちが伝わってきます。
元々SixTONEは2012年に日本TVで放送された「私立バカレア高校」で集められたメンバーです。
その後、2012年の夏に”バカレア組”の6人で、TOKYO DOME CITY HALLでSUMMARY公演も行いました。
SexyZoneのSUMMARY公演のセットをそのまま使ったとはいえ、ジャニーズのKAT-TUN VS NEWS公演から引き継がれる伝統の『SUMMARY』を歌い、彼らと+数名のジュニアが手をつないでフライングをする姿に本人たちだけでなく、当時のファンもデビューを期待していたと思います。
筆者が当時行った公演は高地くんがTV収録のため不在だったのですが、事前に不在であることを知らされていなかったため、高地くんうちわを持ったファンの方がたくさんおりました。
MCで「ごめんね」とほかのメンバーが謝った後も、高地くんのうちわを持ち続けるファンに、他のメンバーがファンサービスをする姿を見て、”バカレア組”は立派な一つのユニットなんだなぁと感じたのを鮮明に覚えています。
しかし、その後バカレア組は解体され、個々に活動することになってしまいました。
この苦い記憶が彼らのチームワークをより強めたのではないでしょうか。
2015年にジャニーズJr.ユニット SixTONESとして再結成された後の彼らは大人にもなり、SixTONESの一員として、SixTONESを大きくするために自分の役割をこなしているように思います。
彼らの次の目標ともなっているドームツアーも近い未来に実現することでしょう。
まとめ:スノストの人気逆転はなぜ?同時デビュー炎上が影響している?
いかがでしたでしょうか。
今回は、「スノストの人気逆転はなぜ?同時デビュー炎上が影響している?」をテーマに調べてみました。
調べてみた結果、確かにSnowManの勢いが凄いので、SixTONESの人気が落ちたと思われがちですが、全くそんなことはありませんでした!
SnowManの伸び率は誰が見ても明確に分かりますが、SixTONESはデビュー以降も安定した人気が続いているということなのだと思います。
スノストが、今後もこの人気と勢いをどこまで保てるのかというのが、課題になってくるのかもしれませんね。
この記事のポイントを簡単にまとめてみました。
- SnowManのファンクラブ会員数が上
- ジュニア時代はSixTONES人気が高かった
- 新メンバーでSnowMan強化された
- SnowManがTV番組に多く出ている
- 個性強いメンバーが人気
- 音楽・パフォーマンスが流行に合致している
- 個性を活かした活動が多い
- 同時デビューの炎上は人気逆転の直接的原因ではない