世界中で人気爆発中のBTS ですが、実はアメリカでは人気がないのではないかという噂があるようです。
BTSの人気がないなんて信じがたい話ですが本当でしょうか?
また 、BTS のアメリカでの評価や知名度はどうなのか、そちらも併せて調べてみたいと思います。
BTSはアメリカで人気ないは本当・嘘?
まずBTSがアメリカで人気がないというのが本当なのか、それとも嘘なのか、調べてみたところ幾つものツイートがヒットしましたのでご紹介します。
アメリカでのラプラの人気まじですげぇ
会場で実感したわ。
あと、写真展行った時に後ろにいたアメリカアミがずっとナムジュンナムジュン言ってて可愛かったんだよな— yukako (@yukako_BTS_love) April 9, 2022
ジンニムの声は柔らかくて甘くて上手くて他のメンバーとは違う歌声で死にそうだった!踊りも増えて、手も先週のライブより楽そうだった
アメリカではラップラインが凄く人気で、ユンギに対しては特に盛り上がって、ユンギ本人もちょっと躊躇しながら話している姿にあ~思った通りの反応で可愛い— アンディ BTS垢 (@BTS86841629) April 18, 2022
これらは比較的最近のツイートばかりです。
[#JinUpdate] #BTSJIN 想像それ以上です。拒否できない「銀色の魅力」
アメリカメディアは「本当に多くの人がBTSの特定メンバーについて、自分と友人、親戚が完全に驚いたというコンサートの感想を共有した」とJinにスポットを当てた。
メディアは、「Jinの声とビジュアル、カリスマとオーラは+ pic.twitter.com/39Q4ml6bil— JINJAPANFANBASE (@JP_Jinfanbase) April 22, 2022
エンタメ大国のアメリカで、ヒップホップもラップもダンスも良質なものを長年取り込んできて、本人達もダンスしてたりするアメリカ人の中年男性達が、泣きそうになりながらBTSのライブを全身で楽しんでる様子を見て、私が泣いてる
ナムさんもメンバーもデビュー前からどんだけ頑張っただろうね pic.twitter.com/LEDPhRc9vN— Chelseaちぇる (@btsRM_f) April 21, 2022
このようにBTSのアメリカでのコンサートは非常に盛り上がり、多くの人々を熱狂させていた様子がうかがえますから、やはりアメリカでもBTS人気は健在のようです。
つまり、BTSがアメリカで人気がないという噂はどうやらまったくの嘘のようですね。
ではなぜこのような噂が流れてしまったのか、それには理由があるようです。
アメリカでは人気がないよりも知名度が低かった?
BTSが初めてアメリカで単独コンサートを行ったのは2014年7月14日でした。
공연 많이 보러오세요 >~< pic.twitter.com/Zk3oUKWZ4U
— 방탄소년단 (@BTS_twt) July 14, 2014
当時BTSのメンバーたちは、ロサンゼルスの小さなクラブでコンサートを行うために、メンバー自ら街の中でチラシを配りお客さんを集めたというのです。
入場できる人数はたったの200人、しかも無料ライブだったというのですから驚きですよね!
それほどまでにBTSがアメリカ進出した当時、彼らは全くと言って良いほどに無名だったということです。
つまり、BTSは当時「アメリカでは人気がないどころか全く知名度がなかった」のです。
そんな無名時代から並々ならぬ努力を重ね、時にSNSやメディアを上手く使いつつ、着々とファンを増やして行ったBTS。
2016年には世界のミュージックチャートにランクインし始め、2017年5月、ついにBTSはビルボード・ミュージック・アワードで「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞したのです!
【2017 ビルボード・ミュージック・アワード】が、現地時間2017年5月21日に米ラスベガスT-Mobileアリーナで開催され、防弾少年団(BTS)が<Top Social Artist>を受賞した。
引用元:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/51227/2
これは本当にすごいことで、それまで6年連続で受賞していたジャスティン・ビーバーを破っての受賞だったんですよ!
BTS、ジャスティン・ビーバーの他に、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデ、ショーン・メンデスという錚々たるアーティストたちがノミネートされていた中での快挙です。
このことは既にアメリカでの知名度もかなりあったという証拠でしたが、この賞の受賞をきっかけに更に知名度は上がり、世界中にBTSの名が知れ渡るようになったのです。
更に翌年の2018年にも同賞を2年連続受賞するという快挙を成し遂げたBTSが、この年の8月から翌年2月にかけて行ったワールドツアーはアジア、北米、ヨーロッパなどの実に15都市32公演にも及びました。
BTSがアメリカで、短期間でここまで人気になれたの凄まじい努力だったんだろうな꒰˘̩̩̩⌣˘̩̩̩๑꒱✨ https://t.co/kTO4obWzgn
— ིྀིྀなおぴょིྀིྀ (@Nao_JBizzle) April 9, 2022
これはBTSの知名度がかなりあったという証拠以外の何者でもないのではないでしょうか。
ではなぜ、それにも関わらずBTSはアメリカでの人気がないと言われてしまったのでしょう。
アメリカ人の国民性が影響している?
アメリカという国は日本とは異なり、さまざまな国の人々が暮らしており、人種の坩堝ともいわれています。
今回のコロナ禍でアメリカ人はマスクを嫌うというのもアメリカの歴史が大きく影響していると言われています。
アメリカにおいてのBTSの知名度は高くないというのは、そもそもアメリカ人の多くがBTSの音楽を好まないとも言われています。
理由としては、英語の音楽しか好んで聴かないということのようです。
ただ、BTSについては英語での楽曲も多いのでどうなんでしょうか。
ただ、BTSの音楽を好んで聴いている地域としてはアジア系アメリカ人が多い地区のようですので、広いアメリカ全体で考えるとある一部の地域ということもできそうですね。
BTSは2018年のアメリカツアーが集客ガラガラ?
それはBTSが2018年に行ったアメリカのニューヨーク公演での集客が悪いような画像が拡散されたためと言われています。
BTSのNY公演…
_(┐「ε:)_ガラガラじゃん
世界的に有名人でビルボード1位❓
観客をなるべく多いように見せたいKPOPに サイリウムは必須との事#btsの日本活動停止を求めます#ナチス帽着用#ユダヤ人団体#原爆Tシャツ#歴史を忘れた民族に未来はない#反日#防弾少年団 pic.twitter.com/88VA7r7Xwg
— 天使と悪魔色々あり過ぎて精魂尽き果て低浮上です。心ケア中❤️ (@TNv2q) November 12, 2018
確かにガラガラに見えますが、仮に入場が始まったばかりなのだとしたら、客席がまだ埋まっていないのは当たり前のような気もしますし…。
BTSは米メジャーリーグ「ニューヨーク・メッツ」のホーム球場の「シティ・フィールドスタジアム」で公演を予定しており、8月17日午後4時にチケットを販売開始。その約1時間後に、シティ・フィールドの公式ツイッターアカウントが完売を宣言した。
引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/22589
このように、BTSのNY公演の4万2000席のチケットは1時間で完売していますし、ニュースで取り上げられた際にも4万人以上を動員したとして大盛況の様子が伝えられました。
10.16 BTS アサデス。
“LOVE YOURSELF” NY公演 pic.twitter.com/NYeFOWKKkB— 레이나. (@reina_bts28) October 15, 2018
直接会場にいたわけではないので何が本当なのかは分かりませんが、4万枚以上のチケットが即完売したのは事実ですし、ニュースでは4万人以上を動員したとしてかなり盛り上がった様子が伝えられたということも事実です。
そしてもしも本当にガラガラだったのだとしたら私も現地に行って近くで見たかった!ということです。
さて、そんなBTSは現在アメリカでどのように評価されているのか、気になるところですよね。
2022年現在のBTSのアメリカでの評価は?
それは冒頭に載せたツイートに戻ってみると分かりますが、現在のBTSはアメリカでもかなり知名度が上がり、大きなファンダムとなっています。
アメリカでの彼らの評価は非常に高く、これは韓国人アーティストとしてのみならず、アジア圏のアーティストとしても初めてのことでしょう。
フォーブス誌記者のインタビュー
「アメリカで成功したいのであれば、一緒に仕事をしたいと思わせるアーティストがBTSだ」
「PTD LAで、BTSは自分たちが最も大きな存在であることを再び証明した」 https://t.co/d9NtHBr1ih
— . Nao . (@nao82282) December 11, 2021
BTSは今や、もっともコラボしたいアーティストとしても世界中から名前が挙がるグループなのです。
参考になりそうな記事:
BTSがアメリカで成功した理由https://t.co/xOuRlNtzE1
BTSとARMY(ファンダムの影響力)https://t.co/GiUfuRbtZI
シティポップの世界的ブームについての歴史的概説https://t.co/azZ1R7ARNC@1000hometown
— Wataru Shimoyama (@utsuwa) February 3, 2022
彼らの音楽性やダンスなどのクオリティーの高さはもちろん、ライブパフォーマンスの強さ、自然体のメンバーたちの個性、グループとしての魅力などが高く評価されています。
そしてSNS戦略のうまさ、メディア対応のうまさ、時代の波にうまく乗れたことなどが成功を後押ししたのではないかと言われいるようですね。
図書館で見つけたけど涙なしじゃ読めないから借りて帰ろうかな。
バンタンはアメリカで人気に火がついた逆輸入なの知らなかったよ。これで勉強しよう。
完璧ではないありのままの姿を見せる誠意ある新人アイドルにアメリカ人は新鮮さを感じ、そして正直な姿勢がファンの心を動かしたって書いてある pic.twitter.com/PrPOqyQbkD— Kinoko ;D (@Raindrop_bts) February 25, 2022
とはいえ何よりもBTSの皆さんの努力の賜物であることを忘れずにお伝えしたいと思います。
まとめ
今回はBTSはアメリカで人気ないは本当なのか嘘なのか、2021〜2022年現在のBTSの評価や知名度はどうなったのかについて調べてきました。
その結果、BTSは2014年にアメリカに進出した当時、人気があるとかないとか以前に知名度ゼロの無名アイドルからスタートしたということでした。
アメリカで人気がないと言われている原因は2018年のアメリカNY公演で客席がガラガラに見える画像が拡散されたためでした。
しかし着々と知名度・人気度を増していき、2022年現在はものすごく人気のあるグループとして認知され、多くの人々から高く評価されるまでに成長しました。
ここまでくるのは相当な努力が必要だったことはいうまでもありませんが、BTSの皆さんの努力が身を結んでくれて本当に良かった!
BTSはこれからも世界中でもっともっと愛されるグループになることでしょう!